[第7回]YOUは何しに道頓堀リーグへ? オイルサーディンズ 里選手の場合

Supported By 国武(祇園)

こんにちは!第7回の今回は、 蓬莱ー尾崎選手 からのご指名で、気になって夜も眠れない選手として、リーグ創設時の1993年から現在までリーグに在籍されているリーグのレジェンドであり、現リーグ副代表を務めます、オイルサーディンズー里選手を取り上げます。

Q:リーグに参加されたのはいつで、どういった経緯だったのでしょうか?

里選手(以下、S):えーっとね、実は僕はこのリーグを作ったメンバーなんです。22歳の頃の話ですね。若い連中を中心にしてこのリーグを立ち上げましてね。もう30年近くになりますかねー。

Q:この伝統あるリーグに、立ち上げから参画されてるんですね。すごいです。当初はどういった感じでこのリーグが始まったのでしょうか?

S : 当初、1昨年に解散した、「アラビア」っていうチームと、難波にある、スポーツたかはし(略してスポタカ)の従業員チームがあって、お互いよく試合をするのでリーグ戦にしませんか?という提案でこのリーグは産声を上げました。

S : その年にサッカーのJリーグが大興奮で始まったので、それにあやかり、リーグ名を「Dリーグ」としましたww それと、スポタカとアラビアが道頓堀を挟んでお店があったので、「道頓堀リーグ(略して「Dリーグ」)」と名付けました。

Q:いやーーなんか、感慨深いですね。当時は簡単な感じで名付けられたかも?ですが、今現在においては歴史と伝統を感じざるを得ませんね。

S:立ち上げるに当たって、2チームでリーグ戦という訳にはいかないので、「アラビア(1昨年解散)」さんがよく練習試合をしていた、「祇園」さんや「デモンズ(3年前解散)」さんにも声を掛けて参戦して頂きました。ですので、4チームでリーグ戦をスタートした形ですね。

S:その後、最盛期には早朝にも関わらず12チーム位にまで膨らみましたね。

Q:では、1昨年まで監督されていた「アラビア」にずっと在籍されてたんですね?

S :いえ、元々は「スポタカ」の1選手としてスタートしました。ですが、「スポタカ」チームも人数不足で消滅してしまい、その時に「アラビア」に移籍しました。そして、立ち上げに携わっていたので、監督でもないのに監督会議に参加したり、事務局みたいのが出来て、リーグの運営をいつの間にかするようになってましたね。

Q:なるほどー。では昨年から「オイルサーディンズ」さんに在籍されてますが、これはどういった経緯なんでしょう?

S :新規参戦チームなのでリーグにおけるルールが不明瞭など経験がまだないので、誰かしっかりとリーグを分かった人間がいた方がいいのではないかという事で、ある選手からの推薦もあって在籍しています。

Q:確かに、里さん以上にふさわしい人はリーグ内外どこにも見当たりませんね。

Q:水曜早朝という珍しい日時なのですが、普段どういったお仕事を?

S :デパートやスーパーとかにある催事場に商品を卸す仕事をしています。特に休日ではないんですが、水曜日に休みをなるたけ取って参加するようにしています(熱男)!

Q:うぉー、すごいですね。

Q:リーグ運営もそうですけど、チームにおいても長い間監督されている訳ですが、何を重要視してこれまでこられてますか?草野球においてはとても重要な事なので是非、その経験から来るお話をお聞きしたいです。

S :1番は人間の「」を大切にすることですね。兎角、不満・揉め事は多いのが世の常なんで、チームの「和」リーグの「和」を第一に考えながら、話し合いの場も作って、行動するようにしていますね。

Q:長い草野球人生ですので揉め事も一つや二つではないはずですが、その時はどういった対応をされたのでしょうか?

S :このリーグでは、大きな揉め事はないです(キッパリ)。多少小さい揉め事が起こった時は、運営会議で、ルールに則って対応策を協議していき、不公平がないように解決を図ってきました。

Q:この立ち上げた、道頓堀リーグの良さを教えてください。

S :そーですねー(いっぱいあって纏めれないですが、)、「自由」ですかね。服装一つとってもユニフォームと帽子さえ着用していれば、意匠が違っていても公式戦に出場できますし、(運搬・管理が大変な)ヘルメットも必要ないですしね。

S :今でこそ当たり前ですが、当時では珍しかった、ズボンの丈やリストバントの有無、アクセサリー類など、とやかく言わない画期的なリーグでしたね。

S:なので、各自、例えば自分が好きなプロ野球選手の恰好をして試合をすることができるし、また、同じチームとの対戦なのでデータの蓄積・解析していく楽しさもあるし、何度も対戦していくので顔見知りが増え、年に一度の納会で更に横のつながりが出来て揉め事なんてまず起こらないし、仕事の話など、野球以外の話をするところまで仲良くなって自分の仕事に活かせたりすることもあるので、「和」を大切にしつつ繋がっていくのでとてもいいですよ。

Q:リーグにおいて、ご自身の目標などありますか?

S:そーですねー。とりあえずは最後まで現役でいたいなと思っています。もう足腰が動かんでーという歳までやりたいですね。過去「アラビア」のチームに遠山さんっていう75歳までリーグに在籍していた怪物がいましたので、その歳を目標に頑張って行きたいと思っています。

Q:最後に、夜も気になって眠れない選手を教えて下さい。

S:モンスターズの鳥居選手ですかね。彼は、私が知る中で最強の道具マニアなんで(笑)是非、道具について聞いてみて欲しいですね。

Q:里選手ありがとうございました。道頓堀リーグの立ち上げ等、大変貴重なお話でした。今後のリーグの発展は、今いる選手達が積み上げていって、将来に語り継げるリーグとしてやっていきたいですね。

聞いている私もモチベーションが上がりました。ありがとうございました。

次回は、モンスターズ-鳥居選手を取り上げます。お楽しみに。

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