[第10回]YOUは何しに道頓堀リーグへ? 祇園 堀井選手の場合
こんにちは。第10回の今回は、スピリッツー直井選手からのご指名で、気になって夜も眠れない選手として、祇園ー堀井選手を取り上げます。
この道頓堀リーグの顔中の顔であり、知らない人はモグリですか?レベルの知らない人はいない選手です。抜群の投手力とパンチのある打撃力で、長年リーグを牽引し、盛り上げている一人です。
Q:リーグに参加されたのはいつで、どういった経緯だったのでしょうか?
堀井選手(以下、H):えーと、今から13年前ですかねぇ。確か、就職が2008年だったので、その次の年から、本格的に参戦したと思います。現祇園監督である国武監督のお兄さんが、大学の先輩の友人だったんです。で、その大学の先輩を介し、当時、祇園で捕手をしていた、国武監督のお兄さんを紹介されました。
早朝リーグでしたけど、その当時の仕事は昼から出勤だったので、丁度いいなと思い参戦を決めましたね。
Q:水曜早朝という珍しい日時なのですが、普段どういったお仕事を?
H:今は、営業の仕事をしてます。なんで、お休みじゃないんですが、参加してます(熱漢)。でも、最近は大分体がきつくなってきました(笑)。
Q:学生時代の球歴は?
H:小学校3年生の時が、丁度、サッカーのJ リーグが開始された年で、周りもサッカー部のやつらばっかりで、僕もサッカーばっかりやって、サッカー部に入りたかったんですけど、阪神ファンの親父に無理矢理野球部に連れていかれたのが始まりです。
当時、知らない20歳くらいのお兄さんと自宅前の大きな公園で、毎日の様にサッカーをやってた位好きやったんですけどねww。
H:サッカーばかりやってたので、最初、やり方が全くわからず、左手にグローブをちゃんとつけてるのに、素手の右手でずっとボールをとってました(爆w)
小学校は3年生から6年生の卒業まで、地元の少年野球チームに入ってました。中学も学校の部活の軟式野球を3年間やりました。そこから、強豪でもない普通の高校に行きました。
Q:噂によると投手として甲子園に行きかけたんですよね?
H:そーですね、2年生の時に投手として、1回戦から最後まで投げました。1回戦がプロ注目投手がいる比叡山高校と対戦。なんやかんやで勝っちゃいまして、そっからチームが勢いづいて、あれよあれよと決勝までいってしまいましたww。
Q:すごいですね?しかも2年生の時ですよね?
H:でも、3年生の時は1回戦負けでした(爆w)点がとれず、10回の裏にサヨナラデットボールで高3の夏は終わりました。
Q:うぁーなんか残念ですねー。その後の球歴は?
H:もう野球はやめて、就職でもしようかなと思っていたら、高校の監督が一回だけセレクションを受けてみろと、今やめるのはもったいないと言われまして。岐阜の方の大学で特待生扱いで入れるのがあったんですけど、よく知らない大学だったので、辞めておきましたw。
H:それで、龍谷大学と阪南大学のセレクションを受けて、阪南大学に受かってそのまま行きました。大学で4年間中継ぎ投手として頑張りました。
Q:えっつ?まさかの先発じゃなくて中継ぎだったのですか?
H:そうですね、同級生にも、下にももっとすごいのがいっぱいいたので・・・でも最終年では中継ぎで試合跨ぎの9者連続三振っていうのをやったのがいい思い出ですかね。
Q:エグっ!さすが未だに片鱗が残ってるのでよく分かります。その後は社会人野球やプロから声はかからなかったんですか?
H:そうですね。全国大会とかに行くと、凄い選手がいっぱいいて、5割位の力で、僕の球速を出したりしてる選手を見てこれはレベルが違うなと思い、そこから上に行くのはやめておきました。
Q:なるほどー。いやー全国は凄いレベルなんですね。堀井選手の球は今でも凄いのに。
Q:今やこの道頓堀リーグの顔中の顔になって、知らない人はモグリやと言われる位に有名になっていますが、その辺はどうお考えですか?
H:(照れ笑い)www、まぁ、若い時に入って体が仕上がりまくってる状態で草野球をはじめたのが大きいのかなと思いますね。仮に、今の年齢で道頓堀リーグに入ってもインパクトは少ないので、そんな感じにはなってないのかなと思いますね。あと、13年間この道頓堀リーグで打って、投げてをし続けてるんで、継続したからこそもあるのかなと思いますね。
Q:入った当初、凄かったと周囲から聞いてますが?
H:(謙遜しながら)まぁ、1年目の防御率が0.90(当リーグは自責点=失点)とかで、奪三振が180とか190で、ほぼ三振ばかりの試合だらけだったので、インパクトがあったのかなぁとも思います。
Q:えっーーーーーー!三振数が・・・・そら、注目されますし、どえらいの連れて来たぞってなりますね。
Q:堀井選手にとって、道頓堀リーグのよさを教えてください。
H:そうですねー。忘年会とかあって、賞金がでたりとかして、(賞金もらってるので)面白いなぁと、若い当初は思ってましたね。最近は長年いるのもあるんですけど、どこのチームとも本当に仲良くて、個人的にも仲良くなったりして、例えば、(リーグ内の選手である)出口さんのカレー屋さんに食べに行ったりとかして、横のつながりも多くできるのが、野球を飛び越えて、本当に色んな面で楽しめるのがいいですね。
Q:道頓堀リーグにおける、意気込みや目標を教えて下さい。
H:そうですね。どこのチームもそうですが、選手が入れ替わったりがあるんですけど、僕は、仕事の関係があって厳しい日とかもあるんですけれども、今後も参加し続けていきたいというのが、意気込みであり目標ですね。
H:あと、若い子たちもこれから多く参戦してもらって、チームやリーグがどんどん発展していってくれたらうれしいですね。
堀井選手ありがとうございました。端正ないでたちから、ビシッー!と投げ込む姿は、いつ見ても風格がありますよね。
次回は、堀井選手がこの道頓堀リーグで一番の曲者バッターだと言う、とらやんけ 河村選手を取りあげます。お楽しみに。
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