’21年度 リーグ最優秀選手 北川選手 コメント
Q:リーグ最優秀選手に選ばれたコメントをお願い致します。
北川選手(以下:K):そんな素晴らしいタイトルにふさわしいとは思わないんですけど、チームの皆さんが良く守ってくれたお陰で、アウトを積み重ねる事ができたので、私一人という事ではなく、全員が受賞してもいいのではと思います。その中で、監督及びチームの皆さんが私を選んでくれたので、チームのみんなに感謝ですね。
Q:すごい謙遜されてますね。素晴らしいです。その中でも監督さん始め、チームの皆さんが北川選手を選んだのには何か光るものがあったはずなんですが、それはなんだと思われますか?
K:(謙遜気味に)監督から四球を出さず、淡々とストライクを投げていって欲しいという指示をある程度守る事ができたのが、要因かなぁと思っています。
Q:とういうことは、投手面での評価が高かったと?
K:そうですね。野手としては状態が悪かったですね。
Q:今シーズン優勝されましたが、優勝コメントをお願いします。
K:(少し涙ぐみながら)今年はチームが凄く頑張っていて、優勝争いを演じる中、緊張感のある試合を毎試合続けていて、正直、しんどい場面はいくつもありましたけど(鼻を少しすすりながら)、全員で一つになって目の前の試合を勝つことだけを考えていって、結果、全員の力で優勝できたシーズンだったと思います。
Q:感極まる気持ち、お察しします(涙)。しんどかった場面とは具体的にはどんな場面でしたか?
K:優勝争いをしている蓬莱さんとの試合であったり、今日の様に優勝が掛かった試合などで、負けられない戦いをしている事に対するプレッシャーに押しつぶされそうになる事がとてもしんどかったですね。
Q:確かに、マウンドでしっかり深呼吸をしながら1球1球投げこんでましたよね?
K:はい、マウンドで、深呼吸をして自分を落ち着かせていました。
Q:昨年、チームはぶっちぎりの最下位をいってました。が、今季、大・大・下剋上が起こったわけですが?
K:昨年終盤辺りから、すごい打てるチームやし、投手がストライクさえ取れる投球ができれば、絶対滅茶苦茶強いチームに変貌を遂げるんだろうな、というのは感じてました。
Q:なるほど、チーム内にいてそういった兆候を感じてらしたんですね。
Q:最後になりますが、来シーズンの豊富をお願いします。
K:優勝したことで他チームからのマークがより一層きつくなると思うので、捕手と相談しながら、配球面であったり、バッターの変化球の対応も随時見ながら投球していけたらと思っています。あと、絶対に今シーズンよりは(抑える事が)難しくなると思うので、もう一段階ギアをあげて、頭も使いながらやっていきたいと思います。
k:あと、私は今年35歳になって、チーム内ではおじさんよりなので、チームの若返りじゃないですけど、若い選手にもっと頑張ってもらって、7回完投しないで済むように、若手に期待したいと思っています。
北川選手ありがとうございました。途中、少し感極まるシーンもあって、小さいリーグですが、優勝することの難しさ・プレッシャーをまじまじと感じる事ができました。
大人になってもこれだけ感情を高ぶらせ、あくまで趣味の一つである「草野球」ができるって、本当に素晴らしいリーグですね。北川選手、コメントありがとうございました。